🏛️擬制専門家(YouTube弁護士等)による社会的影響と情報構造の是正についてのご提案
内閣府・首相官邸ご担当者様
お世話になります。浅田美鈴と申します。
本日は、YouTubeやSNSを通じて拡散されている「擬制的な専門家」、特に弁護士を名乗りながら、社会的に無責任な発信を繰り返すインフルエンサー型の活動について、問題提起させていただきたくご連絡いたしました。
これらの「擬制専門家」は、以下のような問題を引き起こしていると考えております:
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【1】信頼の錯覚
弁護士・医師などの資格を持つ者が、その肩書を用いて芸能ゴシップや政治的主張をSNSで展開し、あたかも“法的に正しい意見”であるかのように錯覚させています。
【2】検索エンジンによる誤認誘導
検索アルゴリズムが「信頼性」ではなく「話題性」や「再生数」によって情報を上位表示させるため、真面目な専門家の声が埋もれ、誤解を招く発信が可視化されやすい構造になっています。
【3】公共空間への悪影響
こうした擬制専門家が公的な場(議会、裁判所、教育現場)にまで影響を及ぼす可能性があり、制度的信頼性の低下を招いています。
【4】公的支援の可能性
特に弁護士会などの職業団体や法務省関連機関が、このような動向に対して黙認または対応が遅れている場合、「国の信用」にもかかわる問題に発展するおそれがあります。
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【具体的事例】としては、以下のようなYouTube活動があります:
福永活也 弁護士(芸能ネタを拡散し、Googleニュースにも多用されています)
桜井やすのり 弁護士(「筋肉弁護士」として活動。内容の法的根拠が薄い)
石丸幸人 弁護士
西脇亨輔 弁護士
また、立花孝志氏に連なる弁護士や元記者による「名誉毀損の解説動画」なども、被害者の心情や社会的影響を無視した発信として、非常に問題があると考えます。
このような構造的問題を是正するためには:
SNS・検索プラットフォームに対し、資格に基づいた発信のガイドライン整備
弁護士会・医師会等に対してモニタリングと情報発信ルールの強化
文部科学省や総務省と連携したネットリテラシー教育の見直し
消費者庁による情報商材型弁護士動画の調査
などの対応を、関係各省と連携して検討していただければと願っております。
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専門家に対する国民の信頼を保ち、誤った情報による社会混乱を防ぐためにも、どうか早急なご検討をよろしくお願い申し上げます。
浅田美鈴